江戸時代、今ほど流通が発達していなかった頃、産地では積み込み都市部で積み荷を売るという商いが
船を使って行われていました。それが北前船(きたまえぶね)で、その最大の寄港地の一つと呼ばれたのが新潟湊でした。
新潟で積み込む商品で最も多かったのは、やはり米で、新潟で積み込まれた米は関西を中心に売られ、
帰りは関西鉄などの加工品の原材料をたくさん載せ新潟に寄港したと言われています。
港町として繁栄し、発展の礎を築いた海運と貿易について改めて学ぶことで、
先人の知恵や人々の暮らしを支えた海について感謝の気持ちが深まってゆきます。
BSN新潟放送/7月24日(月)14:50~放送
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