新潟市西区の新川(しんかわ)漁港では、60年ぶりとなるヌタウナギ漁が行われています。
このヌタウナギ、細長い見た目がウナギに似ていますがウナギの仲間ではありません。
そして、ヌタと呼ばれる粘液を出して外敵から身を守ります。
この地域では、「アナゴ」と呼んで夏バテ防止の滋養強壮のために食べられる季節の風物詩でもありましたが、
担い手不足もあって新川漁港では獲らなくなっていました。
その漁を復活させたのが3年前に脱サラして漁師になった星野さんです。
先輩漁師や漁業組合の助けを借りて60年ぶりに復活させました。
星野さんはヌタウナギ漁は地域の文化であり、漁法や食文化、いろいろな意味で地域の宝であり次世代に継承したいと話しています。