年に3度行われる (4月・6月・8月) 村上市 岩船海水浴場一帯の一斉清掃。
3回目となる8月21日は、約200名の地域住民が参加して朝6時から1時間ほど清掃活動に汗を流しました。
清掃活動の歴史は古く「昔は海岸一帯が天草採りや地域の子供たちの重要な遊び場だった。
子供たちが安心して海で遊べるよう清掃したのが始まり。時期は定かではないが昭和30年代の新聞にも
当時の『浜掃除』の様子が取り上げられている」(岩船地区 大野区長) とのこと。
この日集められたゴミは4トントラック1台分。かなりの量に思えるが、冬期の強い西風に乗って
運ばれてくる流木やポリ容器などの漂着物が多い春(4月)の清掃では、倍以上のゴミが集まるという。
前出の大野さんは「最近は海水浴客や釣り客がメインだが、美しい浜を守る活動はずっと続けていきたい」
と話していました。
『浜掃除』と呼ばれていた時代から50年以上続く一斉清掃。
その功績が認められ、平成28年度には国土交通大臣表彰を受けました。
地区として受賞するのは極めて稀だそう。環境美化の意識の低かった時代から海をきれいに保とうとする
岩船地区の皆さんの取り組みは、今後も脈々と受け継がれていくことでしょう。
イベント名 | ビーチウォ―ク&クリーンアップ大作戦 |
参加人数 | 約200名 |
日程 | 2016年8月21日(日) |
場所 | 村上市岩船海水浴場一帯 |
主催 | 村上市岩船連絡所 |