「浚渫(しゅんせつ)」聞きなれない言葉ですが海底・河床などの土砂を、
水深を深くするために掘削することを浚渫といいます。
新潟港には、日本に3隻しかない大型浚渫船「白山」が配備されています。
大量の土砂をまるで掃除機のように吸い込み、タンカーの事故などで流れ出る油も回収できる、
最先端のテクノロジーが搭載されたまさに海上要塞といえる最新鋭の作業船です。
この「白山」は24時間休みなく働きます。
船員も週5日間、船内に缶詰です。厳しい仕事の中にも、家族のような船の雰囲気と、
佐渡に沈む夕日が日々の疲れを癒してくれるそうです。海を愛し、船を愛し、
「白山」と乗組員は今日もきれいな海と安全を護っています。