レポート
2019.10.31

新潟湊水先案内人 今昔海の安全【後編】

日和浜小学校5年生と一緒に学ぶ「新潟湊水先案内人 今昔海の安全」後編
下町エリアの次は、ウォーターシャトルと水理実験場でーす。
ウォーターシャトルでは、今回は特別に川から海へつながる場所を船上から見学。

海の安全な航行、美しい海を守る浚渫船「白山」や
乗客や貨物を乗せる「カーフェリー」など船の仕事は様々。
そして防波堤や波消しブロックについてお話しを聞きました!

DSC_0837
次はみなとづくりを支える水理実験場へ
安全な港を作るために、港や防波堤の模型に人工の波をあて、
いろいろな波の動きを調べる水理実験を行う施設。こちらは、国内最大級だそう。

波がどうやってできるか、どんな波があるかを観察。
風の強さや吹く距離、時間によって波の大きさが違う!!

波消しブロックの役割って??名前の通り波を打ち消すブロック。
波消しブロックがあるので、外からの高い波を防ぎ港内を静穏な状態に保つことが出来ます。
色々な型、種類がありましたよ。(テトラポットは商品名!)

きれいな砂浜を歩くと「キュッ、キュッ」と音がする。これを「鳴り砂」よ呼ぶそうです。
その「鳴り砂」実際に触ってみると・・・「キュッキュッ」
ここには各地の砂があり、音の違いを比べられます。
砂の粒や大きさ、形が違うので音も大きさも違うことが分かりました。

鳴り砂は日本で20~30か所あるそうです。

音が鳴る理由として、砂の粒がキレイなので擦れて音がなるそうです。
50年くらい前は全国で60か所もあった鳴り砂のある海岸。
しかし海の汚れが原因なのか現在は減少しているとの事です。


学校に戻り、まとめ作業の壁新聞作り!
それぞれが感じた事、「海」の昔と今の安全への違い…

これから私たちはどうすればいいか。発表しあいました。

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