レポート
2016.08.15

柏崎ライフセービングクラブ

42kmの海岸線に15ヶ所の海水浴場をもつ柏崎は、夏季には100万人近い海水浴客が訪れる
県内でも有数のマリンスポット。
海遊びが盛んな分、水の事故もたびたび発生してきました。
1996年、悲しい事故を少しでも減らしたいと、地元の有志が中心となって立ち上げたのが
『柏崎ライフセービングクラブ』です。
7月~8月、柏崎市内の海水浴場の監視・救助などのパトロール活動を行う彼らは
全員がライフセーバーの資格を持つ学生や社会人ですが、そのほとんどがボランティア。
柏崎の海の安全を守るため、朝8時から夕方6時まで毎日海に立っています。
取材に訪れたこの日も、海水浴場は大勢のお客様で賑わっていましたが、タワーや
ビーチパトロールから監視する彼らの真剣な眼差しは、絶えず海や遊泳者に注がれているのが印象的でした。
『柏崎ライフセービングクラブ』事務局で、世界的なライフセーバーである池谷(旧姓・遊佐)雅美さんは
「何人を助けたかということよりも、事故を未然に防ぐことがライフセーバーとしての誇り」と話します。
実際、柏崎の海の死亡事故は以前と比べ激減しています。
ライフセーバーの常駐する安全な柏崎の海、これからも多くのカップルや家族連れで賑わうことでしょう。

 

多くの海水浴客で賑わう鯨波海水浴場

イベント詳細

イベント名柏崎ライフセービングクラブ
場所新潟県柏崎市
主催事務局 : マリンスポーツ連絡協議会内 (新潟県柏崎市西港町12-11)
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