日和山小学校4年生が新潟港で砂浜の学習と乗船体験をおこないました。
白山の仕事は、浚渫と油回収そして災害支援です。
「浚渫」とは
海や川の底にたまった土砂を掘って、船の道を作る作業のこと。
月曜日から金曜日まで24時間体制で行っているそうです。
なんと、1回の浚渫で10トントラック約190台分もの土砂を取り除くことが出来るんだとか。
迫力のある大きな船に、みんな驚いていました。
座学では、日和山浜の今後の利用についてや、海岸清掃事業などの話しがありました。
新潟砂丘は全長70㎞あり、日本一の砂丘です。
昔は今より広い砂浜がありましたが、海岸浸食が進み砂浜が削られていきました。
砂浜が削られると、街が水びたしになる恐れがあることを学びました。
そのために、消波ブロックを沈め波を小さくしたり、
砂を入れて砂浜を作る工事を行っているそうです。
みんなメモをとったり、手を挙げて発言するなど、積極的な時間になりました。
人気だったのが、鳴り砂体験。
各地の海岸の砂が観察できます。よく見ると、砂の色や形が全然違います。
きれいな海岸だと音が鳴りますが、新潟県には鳴り砂はないそうです。
きれいな海岸を取り戻せるように、海岸清掃などする必要があるよね。
という声がきかれました。
学校では今後も砂防林や海洋浸食、浚渫などについて調べていくそうです。