レポート
2025.03.01

にいがたまちあそび学校【KAIKOU!】「おいしい」の裏側にある手仕事を見学

にいがたまちあそび学校「KAIKOU!」の講座に参加された皆さん一緒に
加島屋亀田工場に行ってきました。

工場は大きい台所

機械化を必要最低限に抑えられた鮭を熟成させるための工場は
塩漬けや三枚おろし、焼いた鮭のほぐし作業や瓶詰まで
多くの工程が人の手によって行われていました。

機械では計算できない塩加減は熟練の技。
焼いた鮭をほぐす作業では、骨や皮を丁寧に取り除く工程もありました。
瓶から出したときに、ふわっとしている身や
ごはんに合う絶妙な塩加減の秘密は
手間も時間もかけた丁寧な手仕事のおかげなのかなと感じます。

敷地内にかやぶき屋根の古民家

加島屋の工場敷地内には、ひっそりと佇むかやぶき屋根の古民家があります。
鮭が遡上する川として知られる村上市三面川上流の奥三面は、
ダム建設によって廃村となることを知った先代社長が、
その貴重な建物を移築したものなのです。
中には、当時の生活や文化を伝える様々な資料が展示されていました。

手間暇を惜しまないもの作りを間近で見学し、
その奥深さに触れる特別な時間となりました。

にいがたまちあそび学校 「 KAIKOU!」

新潟市の若者たちがまちの楽しさを知ったり、
このまちの豊かさに触れたりしながら、まちなかでの出会い、
繋がりを創出する新潟市都心のまちなかが学舎となる学校。

「KAIKOU!」HPはこちら

新潟の豊かな食文化を大切に受け継ぐ加島屋

新潟を代表する食の老舗企業「加島屋」
信濃川や阿賀野川で獲れた鮭鱒を取り扱う店として1855年に創業。
看板商品の「さけ茶漬」は、長年愛される逸品です。

「加島屋」HPはこちら

 

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