「魚離れ」とよく言われますが、海に囲まれた日本に住むわたしたちは、
これからも海や魚とうまく付き合っていきたいと考えます。
新川漁港活性化協議会では、漁港周辺の新潟市西区の商店主らを講師に漁港で獲れた旬の魚介を調理し、漁港やそこで獲れる魚に興味をもってもらおうとイベントを企画しました。

会場のいくとぴあ食花「食育・花育センター」調理実習室には、抽選で選ばれた親子31組62名が参加。
ほとんどの児童・生徒が未経験でしたが、前半のお題「アジの大名おろし」作りでは、漁港近くのスーパー「いちまん」の高井店長を講師に、初めての包丁に苦戦しながらも全員が美味しそうな刺身をつくり上げました。

イベントには、この新川漁港を拠点とする新潟漁業協同組合五十嵐浜支所の漁師さん10人も参加。
各調理台で親子を優しく、丁寧に指導する場面も見られました。

後半のお題「マダコのカルパッチョ」作りでは、前日、新川漁港で揚がったばかりの活マダコが会場に持ち込まれ、
2人の漁師さんによってさばかれると、調理台を囲んだ親子からは生きた動くマダコの様子に歓声も上がりました。
料理人の経験を持つ漁師の島谷さんが講師を務め、茹でられたマダコとベビーリーフやミニトマトなどを合わせてマダコのカルパッチョをつくりました。

試食の時間には、新川漁港活性化協議会から
新川漁港にまつわるクイズ10問を出題。
この漁港で主流の漁法や温暖化の影響などで
網に掛かるようになった魚種「エソ」などについて楽しみながら学びました。

保護者からは、「こうした機会に自分の包丁さばきを確認できた」との声を多くいただきました。
また、子どもたちからは「お刺身だけじゃなく、ご飯も一緒に食べたかった」とのうれしいリクエストもありました。
協議会では今後も旬の魚介類をテーマに、より多くの人に新川漁港を身近に感じてもらえるよう活動を続けます。