山梨県と新潟県からごみ拾いの精鋭たちが長野市の川中島古戦場史跡公園に集結!
ごみ拾いをスポーツと捉え競技化した「スポGOMI」を通じて、交流を深めました。
10月19日 朝7時。
決戦の地、長野市へ向けBSNを出発。
新潟チームは、去年日本代表として「スポGOMIワールドカップ2023」を戦い、
準優勝した「スマイルストーリー」に、よしもと新潟県住みます芸人関田将人さん、
三浦萌アナウンサーなどが参戦しました。
山梨チームからは、県代表だった「山梨青年工業会」のメンバーを中心に、
よしもと山梨県住みます芸人いしいそうたろうさんが出場し、対抗戦形式で行われました。
この3県にまたがる企画が誕生したのは、
「山梨青年工業会」メンバーが『スマイルストーリーは、何であんなにごみが拾えるんだろう』という一言が発端でした。
そこで戦国時代にこの地で戦いを繰り広げた甲斐(山梨)の武田信玄、
越後の上杉謙信の「川中島の戦い」をしのび、ごみ拾いで交流を深めようということになったのです。
さらに、川中島の場所を形成する千曲川は
新潟県に入ると信濃川と名前を変え日本海へと流れていきます。
その源流は、山梨県、埼玉県、長野県の3県の境にある
甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)にあります。
海洋ごみの8割は、街で捨てられたごみが河川を伝って海に流れ出たもの。
川中島をきれにして海洋ごみ削減につなげる目的もあるんです。
山梨・新潟から3人1組のチーム(各県11チーム)を結成し、
制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競います。
慣れない土地でのごみ拾いに、作戦会議も熱を帯びます。
三浦萌アナウンサー率いる「新潟事務局」チームは、
川中島古戦場史跡公園を出て、道路脇に落ちているごみを拾う作戦です。
たばこの吸殻の他に、用水路にはビニール袋、草むらにはペットボトルなど
普段目につかないところにごみが落ちていました。
そんな中、ひときわ目を引くごみの量のチームが…
新潟の「上杉謙信公」チームです!(関田さん、スマイルストーリー綱本さん、髙橋さん)
新潟チャンピオンの2人がいるチームに入った関田さん。
『腕が震える、まさかこんなにすごい戦いだとは思っていなかった』と
クタクタになりながらも、爽快感と達成感に満ちているようでした。
新潟県チーム:10818.0ポイント(105.53㎏)
山梨県チーム:3548.0ポイント(31.05㎏)
ポイント・重量ともにトリプルスコアの大差をつけた新潟チームに軍配が上がりました!
両チームで拾ったごみの総量は136.58kgにもなりました。
優勝に沸いた新潟チームは帰りの車内で…
『草むらや用水路などを頑張ってごみ拾いをして楽しかった』
『公園内で花火のごみをたくさん拾うことができた』
『最初ごみ拾いは敬遠してたけど、一緒にごみを拾う時間を過ごすことで仲良くなって、
本気でやると面白い』
『初参加だけどすごく楽しかった、また参加したい』
など、みんなでごみ拾いをして街がきれいになっていく充足感を味わえたようでした。
ご参加いただきました皆さま、お疲れさまでした♪