「甘エビ」としても馴染み深いホッコクアカエビは、
新潟県ではその鮮やかな赤色と細長い体型が南蛮(トウガラシ)に似ていることから
「ナンバンエビ」と呼ばれています。
新潟県の推進ブランド、新潟市の銘産品でもあるこのエビは、
まさに新潟を代表する海産物の一つです。
日本海では富山湾や北海道沿岸の深海底などに生息しています。
このホッコクアカエビが属するタラバエビ科には、
性転換するという特徴があります。
2〜4歳でオスとして成熟し、繁殖に参加します。
その後、4〜6歳になるとメスへと性転換します。
このような性転換は、オスは体が小さい頃から繁殖に関わることができ、
メスは体が大きいほど多くの卵を産めるなど、エサが乏しい深海の環境に適応し、
進化した結果だと考えられています。
新潟市中央区西船見町5932-445
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