佐渡ヶ島の郷土料理「いごねり」
今では専門店も少なくなりましたが、作り続けて70年の専門店「早助屋(はやすけや)」に伺いました。
「いごねり」の原料となる「いご草(ぐさ)」は日本海側の限られた海域でした育たない特徴があります。
また、島内の採れる場所によっても特色があり、このお店では5種類以上をブレンドしています。
そんないご草と水だけを材料に、トロトロになるまで30分ほど煮詰めよく練ったものを冷やし固めます。
佐渡では薄く伸ばしたいごねりをくるくると巻いて、
ところてんのように細く切って食べる「巻きいごねり」が伝統的なスタイルですが、
島外では四角い形が主流です。
形が違うことで食感も味わいも異なるように感じるので食べ比べてみるのもお勧めです。