日本海に浮かぶ大きな岩礁、弁天岩の上に建つのが「能生港(のうこう)灯台」
初点灯の昭和26年(1951年)から66年間、海の安全を守る道しるべとして重要な役割を担ってきた。
島の中ほどには能生白山(のうはくさん)神社の末社「厳島(いつくしま)神社」があり、
海の守り神「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」が祀られている。
能生白山神社の総代、五十嵐保さんによると、昭和60年の曙橋(あけぼのばし)完成までは
弁天岩に渡れるのは仮設の橋が架かる夏の間だけだった。
今後も海の安全と豊漁を願う灯台と厳島神社を地域の人々と共に守っていきたいと話した。