ヒゲソリダイは、新潟県柏崎では秋にカヤを刈る頃に多く獲れる魚として 「カヤカリ」とも呼ばれ、
漁師のあいだでは美味しいことで知られていました。
しかし、マダイやヒラメのように まとまった漁獲量がないため、
いままで一般の消費者まで浸透していませんでした。
2017年に全国で初めて完全養殖に成功したことで、
柏崎市の新たな魚のブランド化を目指そうと 養殖の取り組みが始まりました。
研究用の魚を提供する漁師、研究を重ね貢献する研究所、
柏崎市もバックアップし、一丸となって「柏崎の新たな特産品に」と活動しています。
地域で育てて作る新しいブランド魚「ヒゲソリダイ」。今後に期待です。